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Webデザイン・ディレクションワークショップ参加

「中川流 Webデザインディレクション道場」に参加してきました。

内容は主に、webサイトを作る上で頭に入れておきたい事。
webサイト作りの基礎となる「5W1H」について。
効果的なサイトの色味やフォントの選び方、レイアウトについて等。
「こうした方が見やすいから」と何気に制作している基本的な事の理由に説得力をもたせる上で改めて勉強になりました。

特に興味深かったのは、ペルソナ作成とイメージの伝え方のお話。

webサイトを架空の人物に例えてみるといった「ペルソナ作成」
具体的にその人の人物像、趣味趣向、行動パターンなどを設定してしまう事。
その人物にとって必要な情報のみを設計する事で、ターゲットユーザーに無駄無く情報が提供出来ること。
効率化を図る良い手段だと思いました。

そしてイメージの伝え方。
「楽しい」「綺麗」「柔らかい」等といった形容詞では、人によって捉え方が違うという事。
抽象的な言葉でなく、多くの人が具体的なイメージを持ちやすい言葉で伝える事が効果的だそうです。

例えば、「30代女性向けで大人っぽい感じ」でも伝わるけど
「タレントでいうなら藤原紀香の様な」というと更にイメージが絞られる。
音楽でいうなら「ロックな感じ」というより「ローリングストーンズの様な」
などといった具体的な固有名詞を使う事で、よりイメージしやすく、話もスムーズに進むという事でした。

意味訴求ではなく、右脳に訴える感覚訴求の方がイメージしやすく伝えやすいという所、私自身が感覚人間なので非常に分かりやすかったです。

そして、web業界はどんどん進化していくという事。
数年前ではパソコンが主流でしたが、今は携帯、スマートフォン 、ゲーム機など、媒体は様々な物に波及しています。
これから先は、webの概念に捉われない形に展開していきそうな予感。
今の技術だけでは追いつかなさそうで、制作者としては正直複雑な気持ちです。。

サイト設計、デザイン、web構築、動画等のインタラクティブコンテンツの作成、等といった様々な能力が求められるwebクリエイターという仕事。
誇れる仕事だと言われていた中川氏の言葉を胸に、自信を持って取り組んでいきたいと思います。

untenna
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