山人-oga- 公開:2025年 / https://oga.yamado.co.jp
秋田・男鹿に新たに誕生したリゾートホテル「山人-oga-」さまより、ブランディングとティザーサイト制作のご依頼をいただきました。
Dr.岡本 / De.佐々木、宮垣 / Eng.中野、板垣
Overview
東京から約4時間、その先にある特別な時間
東京から約4時間の距離に位置する秋田県・男鹿。決してアクセスが簡単ではないこの地に、新たなリゾートホテル「山人-oga-」が誕生しました。
秋田県には伝統ある旅館が多く存在しますが、ラグジュアリー層をターゲットとした本格的なリゾートホテルは、これが初めての試み。だからこそ「わざわざ訪れたくなる理由」を明確に示すブランディングが求められていました。
Issue
男鹿であることの意味を問う
最初の相談段階では、「雄大な自然」と「新鮮な海の幸」をメインに打ち出したいというご希望がありました。しかしそれだけでは、数ある魅力的な観光地や宿泊施設との差別化は難しく、「なぜ男鹿なのか」という強力な理由づけが必要だと考えました。
また、都市部からのアクセスの難しさを考慮すると、「ここを訪れたい」と直感的に感じてもらえるような、明確で独自性のあるコンセプトの構築が不可欠でした。
Concept
土地の記憶を、贅沢な没入体験へ
男鹿が育んできた独自の文化と自然に着目し、ナマハゲやマタギ文化、祈りと自然が深く結びついた暮らしなど、他にはないユニークなストーリーを掘り下げました。これらを単なる観光資源としてではなく、「スピリチュアルな没入体験」として再定義。
自然を神と敬い、共に生きてきたこの土地の物語を、「ラグジュアリーな宿泊体験」×「自然のエネルギーを感じるパワースポット」というコンセプトへと昇華させました。
Copy
あるがままに還る
メインコピーは「あるがままに還る」。
都市の喧騒やデジタル社会の疲れから距離を取り、自然とともに自分自身を取り戻す場所としてホテルの価値を言葉にしました。心を整え、自分と向き合う時間を求める現代の旅行トレンドにも強く響く世界観です。
Photograph
食材の生命力と繊細な技術がもたらす美
ホテルの建物が完工前だったことから、今回は料理と食材の撮影を中心に行いました。山人-oga-が提供するのは、男鹿でしか味わえない希少なご当地食材を使ったガストロノミー。豪華さよりも知的好奇心を満たしたいターゲット層のニーズを踏まえ、男鹿独自の文化を反映したアート性のあるビジュアル表現を追求しました。
生命力あふれる食材と、それを引き立てる職人の繊細な技術を対比的に表現し、宿泊客の心を掴むような工夫を凝らしています。
Result
反響と成果
デザインの枠を超えて、この土地だからこそできる体験価値を明確に言語化・視覚化したことで、ホテルブランドへの期待感を高め、成功につなげた事例となりました。
Webサイト













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