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Web担当者に読んで欲しいおすすめ書籍【初級・中級以上 10選】

インターネットが普及した今、Web担当者も個人ブログや企業公式サイトなどで簡単にWeb関係の知識を入手できるようになりました。しかし体形的に知識を得られるコンテンツというのは意外に少ないので、「まとまった知識を手に入れたい」という方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは書籍を読むと体形的に知識を入手できて、学習時間も削減できます。今回はベストセラー本を中心に、Web担当者の方に読んで欲しいおすすめ書籍を10冊ご紹介していきます。

Web担当者が書籍を読むメリット

まずはWeb担当者が書籍を読むメリットをご紹介していきます。なぜ書籍でWeb関係の知識を入手するとよいのか、意味を理解してください。

効率よく欲しい知識を入手できる

現在では、 Webマーケティング専門企業などがWeb業界の知識を体形的にまとめてくれているサイトも段々増えてはいます。しかしそこで学習できる知識にも限界はあり、「コンテンツマーケティングだけを詳しく知りたい」、「SNSマーケティングを中心に詳しく知りたい」などという細かい要望までには対応するのは難しいです。

書籍には、「コンテンツマーケティングを中心に詳しく説明している本」、「SNSマーケティングを中心に詳しく説明している本」など、各知識に特化したものもたくさんあります。欲しい知識を体形的に網羅しながら学習できるという点では、書籍の方が優れています。

オフラインでも学習できる

インターネットで公開されているWebサイトは、基本的にオフラインで閲覧するのには不向きです。最近ではオフラインでも中身を安定して閲覧できる「PWA(先進的なWebアプリ)」などの仕組みも登場してはいますが、普及には時間がかかるでしょう。また記事をダウンロードして保存するにしても、かなり手間がかかります。

書籍ならばオフラインでも簡単に学習できます。

例えば紙の書籍ならば、 好きなときに書庫から出して知りたい内容や復習したい内容を確認できます。また最近では電子書籍も登場しています。電子書籍ならば購入後簡単にスマホなどへダウンロードして持ち歩けます。

このようにいつでもどこでも、好きなタイミングで中身を確認できるのが書籍のメリットです。

ベストセラー本を読むとWeb業界の本質が分かりやすい

書籍にはベストセラーがあります。長く読まれているというのは、やはり理由があります。

通常Web業界というのはトレンドが目まぐるしく移り変わります。しかしトレンドに流されずベストセラーが売れ続けているのは、「新版などでアップデートはあれ、今でも役に立つ知識が詰まっている」からです。

つまりベストセラーのWeb業界書籍を読めば、Web業界に何が求められているのか、その本質が理解しやすくなるのです。ベストセラー本を読めばWebマーケティングの本質が学習できるので、誤った情報や古い情報も多いインターネットでも流されず、正しい情報をつかみやすくなります。

Web担当者におすすめの書籍10選

ここからは、実際にWeb担当者におすすめの書籍を「初級者向け」「中級者以上向け」に分けて10冊ご紹介していきます。

初級者向け

1. 沈黙のWebマーケティング

「読んだことはないけど、“沈黙のWebマーケティング”という本があるのは知っている」というWeb担当者も多いのではないでしょうか。Webマーケティングサービスなどを提供するウェブライダー代表「松尾 茂起」氏の執筆した本です。2015年に初版が発行され、改訂されながら現在も売れ続けているベストセラーになっています。

「Webマーケティングについては初心者で、文字情報だけだと頭に入りにくい・・・」とお悩みの方でも、この本は「Webマーケターである主人公“ボーン”が、危機に瀕したWebサイトをWebマーケティングの技術で救っていく」というイラストストーリー形式でWebマーケティングの知識について学べるのでおすすめです。

一般的なWebマーケティングのポイントからSNSの効果的な運用方法、コンテンツマーケティングを成功させるコツなど、さまざまな役立つ知識がこれ1冊で入手できます。

2. この1冊ですべてわかる 新版 マーケティングの基本

マーケティング事務所を開設されている、「安原 智樹」氏の執筆した本です。初版は2009年ですが、5万部を超えるベストセラーとなりました。現在は新版が発売されています。図版を使ったり、手順に沿った流れでマーケティングについて説明されているので、初心者でもとっつきやすい一冊になっています。また「フリーミアム」「サブスクリプション」など、最近重要になってきた内容にも詳しく触れています。

「Webマーケティング担当に抜擢されたが、そもそもマーケティングについて詳しく知らない」という方が基礎を学んだりするのに最適な一冊です。

3. すぐに使えてガンガン集客!Webマーケティング123の技

東京でWebコンサルティングを提供している株式会社パワービジョンの代表、「山田 案稜」氏の書籍です。2012年7月に発売され好評を博した「すぐに使えてガンガン集客! WEBマーケティング111の技」を、2018年8月に技を追加して新版化したものです。

「Webコンテンツはスマートフォン対策しないといけない」、「SNSの口コミ拡散などを上手く活用して販促を行いたい」といった要望はあっても、それを形にするのは意外と難しいです。本書では実際に読んですぐ使えるWebマーケティングの技を123個紹介しているので、要望を形にできます。

また技だけでなく、Webマーケティングの最新事情などについても学べるので、「Webマーケティングのトレンドも、今すぐ使えるWebマーケティングの技も知りたい」という方にピッタリです。

4. SNSマーケティングのやさしい教科書

ソーシャルメディア運用サービスなどを提供している株式会社グローバルリンクジャパンが執筆している書籍です。2016年10月に初版が発売され、2019年7月からは改訂新版が発売されています。

Facebookだけ、Instagramだけ、というテイストではなく、初心者でも代表的SNSのマーケティングにおける使い方を詳しく、そしてまんべんなく学習できるのが特徴です。例えば「Facebookページの記事の書き方」、「Instagramのハッシュタグの有効な使い方」など、SNSマーケティング成功に必要な知識がすぐに入手できます。

またTikTokやPinterestなど、新興のSNS活用法についても学習できるため、「新興SNSのマーケティング活用法も知っておきたい」という方にもおすすめの本です。

5. 現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

Webアナリストとして数々の有名企業での勤務経験のあるベテラン、「小川 卓」氏の著作です。初版は2014年8月ですが、人気があり2018年6月に改訂2版が発売されています。

小川氏のWebアナリストとしての経験が活かされた本となっており、オウンドメディアやSNS、ECサイトなどさまざまなWebサイトをどう分析し、成功するように改善していけばよいかが分かりやすく書かれています。

Webサイト系のコンテンツでは、「コンバージョンなどの指標をどう上手く設定して効果を分析し、次に活かせばよいのかが分からない」という方がたくさんいらっしゃいます。この本では基本的なゴールと「KPI」の設定方法から、「PDCAサイクル」の回し方まで紹介されているので、指標の適切な設定方法から改善方法までを網羅して学習できます。

中級者以上向け

6. 新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方

アメリカ企業大手にコンサルタントとして協力してきた凄腕のマーケター、「ジェイ・エイブラハム」氏の本です。初版は2005年2月とだいぶ古いですが、Webマーケティングで今なお重要なことが書かれている良質な本です。

少ない資本で多くの収益を上げるノウハウなどが紹介されており、効果的なマーケティングとは何かが学び取れます。ちなみに多くの日本人Webマーケターが、この本をもとにマーケター論を構築しています。すでにマーケティングの本を多数読んだことのある方は、「あのマーケターが言っていたのは、ハイパワーマーケティングのこの部分のことだったたんだ」というような気付きがあるかもしれません。

本物のマーケティングノウハウを知るのに最適な一冊です。

7. the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

ニューヨーク大学教授である「スコット・ギャロウェイ」氏の書いた本です。すでに世界各国でベストセラーになった後に、日本語に翻訳されて発売されています。

デジタル技術で世の中を大きく変革した「GAFA」(「Google」、「Amazon」、Facebook、「Amazon」の4社)がなぜ大きな力を得られたのか、そして具体的に世界をどう変化させたかや、今後私たちが変化した世界の中でどう生きればよいのかなどがかかれています。

GAFAの思想や戦略なども書かれているので、Webマーケティング時の参考にもできます。Webマーケティングの基礎を知っていないとマーケティングに活用するのは難しそうなので中級者以上向けにしましたが、世の中の流れを知る一般書としてもおすすめです。

8. コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

Webマーケター業界の第一人者、「フィリップ・コトラー」氏が執筆した本です。コトラー氏はこれまでも「コトラーのマーケティング」シリーズとして本を書いていますが、どの本もベストセラーになっている人気ぶりです。

コトラー氏は、Webマーケティング業界の変化をそれぞれ

  • マーケティング1.0 ・・・企業が販売する製品中心のマーケティング
  • マーケティング2.0 ・・・企業が製品を販売する顧客中心のマーケティング
  • マーケティング3.0 ・・・企業に関係する顧客、社員など人間中心のマーケティング

と分類して説明してきました。本著では、最新のカテゴリである「マーケティング4.0」について説明されています。

マーケティング4.0では「IoT」や「ビッグデータ」などがマーケティングを激変させたことに触れ、「コンテンツ・マーケティング」や「オムニチャネル」など、新しく主流になってきたマーケティング手法について詳しく解説しています。社会情勢なども内容に含まれており、硬派な内容になっています。

Webマーケティングやコトラーをほとんど知らない方には少し難しいかもしれませんが、Webマーケティングにおいて今後重要になるのは何か、が学べるのでぜひ手に取って欲しいです。

9. たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング

Webマーケティングなどを取り扱うメディア「MarkeZine」で記事を執筆している、「西口 一希 」氏の執筆した本です。「1000人より1人の顧客を知ればいい」という書籍カバーのフレーズが印象的です。

顧客1人を徹底的に分析する「N1分析」について主に紹介されており、顧客の行動と心理まで細かく分析することでマーケティングを成功させる方法を解説しています。フレームワークも図版化して紹介されており、データをダウンロードして「Excel」で利用できます。

Webマーケティングを成功させるためには、顧客を深く知って、それをマーケティングに落とし込む力が必要です。この本ではその重要性が理解できるとともに、実践までできるようになります。

10. マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方

オンライン学習サイト「Schoo!」でも講義を行い、マーケティング事務所を立ち上げている「小川 共和」氏の執筆した書籍です。

「カスタマージャーニー」とは消費者の購買行動プロセスを可視化したものであり、特にECサイトのWebマーケティングなどを経験されている方はなじみが深いでしょう。本書ではカスタマージャーニーをマーケティングを自動化できる「マーケティングオートメーション(MA)」に落とし込み、活用できるようになることを目的にしています。

MAに落とせるカスタマージャーニーとは何かから説明があり、実際の設計方法、そして実際の企業の作成事例まで、詳しい内容が紹介されています。「カスタマージャーニーをしっかり学習して、MAで確度の高いWebマーケティングを実現したい」と思っている方はぜひ読んでください。

 

まとめ

今回はWeb担当者に読んで欲しいおすすめ書籍を、カテゴリを分けて10冊ご紹介してきました。

インターネットでも情報は集められますが、書籍だと濃い内容を、いつでもどこでも読んで知識を身につけられます。電子書籍でダウンロードすればかさ張る本を持たなくてもよいので、「スマホなどでサッと書籍を読みたい」という方はぜひ電子書籍を活用してみてください。

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