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サイト制作での業者選定・お問い合わせ前に、社内で準備しておくべき事

お問い合わせ前に社内で準備しておくべき事
ディレクターの佐藤です。
社内ではサイト制作に関するお問い合わせの窓口から、営業・制作ディレクション業務を行っています。

ホームページのリニューアルやサイトの新規作成、プロモーション戦略にWebの制作会社は必要な存在になります。しかし実際に制作会社のホームページを見ていると何処も同じようなサービスを書いていて、デザインもかっこいいし、サポートも充実している…じゃあ出来るだけ費用は抑えられるところに。といった思考判断になることが多いかと思います。
それではせっかくのサイト制作も運頼みになってしまいます。ここで重要なのは業者選定は「サイトの目的」「社内の体制」に合わせて選ぶということです。

そこで今日はサイト制作・業者選定にあたり、お問い合わせ前に社内で確認・準備すべき点をまとめ紹介したいと思います。

お問い合わせ前・業者選定の前に、社内で準備しておくべき事

サイトの制作過程において社内での意見の取りまとめが不十分だと「意見が二転三転」し、制作期間が長期に渡りベストな施策が見つからず、お互いに疲弊してしまうことがあります。また反対にプロジェクトが肥大化していき、最終的には構想が不明確になるケースもあります。
これには事前の入念な打ち合わせもあるのですが、まずはリニューアル前の現状分析が重要になってきます。

事前準備

1. 現状のサイトの課題

現行サイトについての「課題」を洗い出します。アクセスはどうか。必要なコンテンツは揃っているのか。掲載情報は最新になっているのか。月間のお問い合わせ数は。
計測可能なものは数値化し、情報の精査を行い、課題を抽出しましょう。

参考例

  • 自分たちで更新できないので製品(商品)情報が古いまま。
  • 屋号で検索しても1ページ目に出てこない。
  • アクセス数はあるがお問い合わせに繋がっていない。

2. サイトを企業としてどう活用していきたいのか

サイトをどう活用したいのか、目標を明確にする必要があります。
しっかりと方向性を伝えると、制作会社はそれぞれの提案を返してくれます。予算でお伝えされるのも一つの方法ですが、提案を抑え込んでしまうという恐れがありますので、サイトで何を達成したいのかを明確化しましょう。

参考例

  • 名刺代わりのホームページでいい。
  • 集客やSEOを強化したサイトにリニューアルしたい。
  • WEB事業部はあるが、リニューアルには社内のリソースが不足している。

3. ベンチマーク設定

制作会社はホームページ制作やweb戦略のプロではありますが、他業界ではプロではありません。自社の業界での立ち位置を見極め「競合がどこにあたるのか」「業界でのリーディングカンパニーは」「地域性」「業界の成長性」など多方面から自社や他社を分析します。
目標となるベンチマークを設定していると制作会社はより理解しやすく、サイト制作においてのヒアリングやブレストがやり易くなります。

4. 予算や納期

「10ページほどのサイトでメールフォームを付けて、大体どのくらい?検索ももちろん上位表示で。」と質問され、即答できる制作会社はまずありません。あるとすればサイトをテンプレートやパッケージ売りしているの会社になるでしょう。
例えば“新サービス立ち上げに伴いサイトを新設したい。予算はないけど、絶対成功させたい!”という方への提案はweb技術を利用すれば可能性は無限にあります。SNSだけのサービスでも可能なケースやプロモーションが必要なケース。ダイレクトメールやチラシ配布、イベント開催や企業コラボなどあげればキリがありません。ここで重要なのは成功させたいという強い意志です。
つまり本気度によって費用や提案内容も変動するのです。そのためにも達成したい目標やビジョンに基づく、予算や納期を設定しましょう。

5. 運用後の想定

理想のサイトを完成させるも「想像以上の更新システムで社内のリソース(スキル)不足に陥ってしまった」というのはよくある話です。そうならないためにも、目標やビジョンに伴う、完成後の人員配置や活用・運用法を想定している必要があります。

制作会社は人数が多い会社の方が良いの?

制作会社は人数が多い会社の方が良いの?
予算と関連する問題でもありますが、サービスの提供範囲で会社の規模は様々です。また近年では会社単体では人員を持たず外部ブレーンと協業しながらプロジェクトを行うケースが多くなっています。そのためフリーランスと制作会社の垣根も無く、企業規模での見極めが難しくなってきています。

作ることに関して最も比較しやすい点でいえば、やはり制作実績ではないでしょうか。良い作品が掲載されている会社はやはりクリエイティブ力があります。
ただし注意点としてデザイン力とサイトとしての成果はまた別の話になります。きれいなデザインが検索で上位表示でアクセス数があるか、というとそうではありません。

じゃあどの点を重視するのか。上記質問の「2. サイトを企業としてどう活用していきたいのか」をもう一度見つめなおし、目的にあった制作会社を選ぶようにしましょう。

まとめ

サイト制作は自社やサービスを見つめなおす良い機会です。強みを社内で共有し、次への展開を共有することでサイトではビジュアル化した表現が可能になります。自分たちにピッタリの制作会社を選ぶには、自分たちの目的やビジョンを明確にし、提案書をお願いするのが一番の得策でしょう。
制作会社の体制・技量もありますが、提案書の中には精一杯のことがまずは盛り込まれていると思います。依頼するほうも請ける制作会社も目的に向かうのであれば相応の費用がかかっているということです。

御社の要望を真剣に一緒に考えてくれる制作会社との出会いに、一歩でもこの記事が参考になれば幸いです。

  • WEB制作
  • ホームページリニューアル

この記事を書いた人

さとさん / ディレクター