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今さら聞けない!Web・インターネット広告の種類と効果まとめ


日々の生活でインターネットは欠かせない存在になっています。
そんなインターネット上に出稿するWeb・インターネット広告は年々注目度が増しており、2016年には日本のインターネット広告費が1兆円規模に到達したと発表されています。
しかし一方で、「気にはなっているけど、種類が多すぎて…」「自分の会社には、どの広告が合っているのかが分からない」といったWeb担当者の声も多く聞かれます。

今回は、そんなWeb担当者のために
Web・インターネット広告の種類や効果、広告の選び方について分かりやすく解説いたします。

Web・インターネット広告の種類と効果まとめ

はじめに

獲得したい「ターゲット」や「目的」に合わせて選ぼう

インターネット広告は、配信ターゲットを絞って出稿できるのが強みです。
なので、事業規模や広告予算に応じて最適な広告に選定することが重要になります。

ターゲットとなるユーザーは大きく3つ「顕在層」「潜在層」「低関心層」に分類できます。
当たり前の事ではありますが、関心・興味度合いに比例してコンバージョンを獲得するのが難しくなります。

  • 顕在層
    自社のサービス・商品で解決できる課題を抱えており、サービス・商品のことをすでに知っている
  • 潜在層
    自社のサービス・商品で解決できる課題を抱えているが、サービス・商品のことは知らない
  • 低関心層
    自社のサービス・商品で解決できる課題を抱えておらず、サービス・商品のことも知らない

以上のターゲット分類を踏まえて、「広告出稿で果たしたい目的」を考えてみてください。

コンバージョン見込みのある層を集客したい場合は顕在層を、まずはサービス・商品を認知してもらいたい場合は潜在層や低関心層を狙うインターネット広告を選ぶと、費用対効果を高めた効果的な運用が可能になります。

それでは早速、インターネット広告の種類とそれぞれの効果を見ていきましょう。

Web・インターネット広告の種類と効果

1. リスティング広告

リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでユーザーが検索した際に、そのキーワードに関連して表示される広告です。

キーワードごとに広告出稿でき、配信ターゲットも性別や年齢、エリアといったように細かく出稿できるため、少額予算からの広告運用が可能です。興味を持って検索したキーワードに連動して広告が表示されるため、コンバージョン率が高く「顕在層」の獲得に適しています。

初めてインターネット広告にチャレンジする場合は、まずはリスティング広告からはじめるとよいでしょう。

2. ディスプレイネットワーク広告

ディスプレイネットワーク広告とは、Webサイトを閲覧している際にページ内に表示されるバナー広告のことです。

広告を表示させるサイトのテーマを設定することができ、配信ターゲットも設定できます。一度訪れたサイトのバナー広告が追いかけて表示される「リターゲティング(リマーケティング)広告」もこの広告です。バナー画像は視覚的に訴えることができるため、クリエイティブにより大きな注目を集めることができます。

興味のあるテーマのサイトにバナーが表示されるので、ユーザーとの親和性も高くコンバージョンしやすい傾向にあります。サービス・商品は知らないが課題を抱えている「潜在層」を獲得するのに適しています。また、リターゲティング(リマーケティング)広告は一度サイトに訪れたユーザーを追跡できるので、「顕在層」から「顧客」への転換にも力を発揮します。

Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!プロモーション広告は、Yahoo! JAPANをはじめ提携パートナーサイトに掲載されるリスティング・ディスプレイネットワーク広告です。

パートナーサイトには「bing」「朝日新聞デジタル」「NAVER」「cookpad」などがあり、女性や高齢者を中心に幅広い層にリーチすることが可能です。

Gooogle AdWords

Google AdWordsは、Googleをはじめ提携パートナーサイトに掲載されるリスティング・ディスプレイネットワーク広告です。

パートナーサイトには「YouTube」「Ameba」「価格コム」「食べログ」などがあります。スマホの普及によりGoogleの検索シェアは年々伸びており、とくに若者やITリテラシーの高い層によく利用されています。

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsは、表示先が異なるだけで機能的にはほぼ同じです。どちらかだけに出稿する場合は、Yahoo!とGoogleの利用ユーザー層と自社サービス・商品の親和性を元に判断するといいでしょう。

3. ネットワーク広告

アドネットワーク広告とは、広告媒体となる多数のWebサイトを集めて「広告配信ネットワーク」を形成し、ネットワーク内の様々なサイト上に広告を掲載する仕組みです。

この広告を活用すれば、アドネットワーク事業者が様々なサイトとの掲載手続きを代行してくれるので、出稿したい広告媒体と一つ一つ契約する必要がなく手間が大幅に省けます。また、自動でコンバージョン率の高い最適な出稿媒体を選定してくれるので、新しい広告媒体を探さずに安定したボリュームで広告を出稿することができます。

表示形式はバナー広告が中心のため、ディスプレイネットワーク広告と同様「潜在層」へのリーチに適しています。Yahoo!プロモーション広告やGoogle AdWordsの運用が軌道に乗った後に、アドネットワーク広告へ追加で予算を投下する運用をおすすめします。

アイモバイル(i-mobile)

アイモバイルが提供する「アイモバイルアドネットワーク」は、国内トップクラスの広告媒体提携数を誇るアドネットワーク広告です。
とくにスマホサイトとの提携に強みを持っているため、若者向けサービス・商品の広告に向いています。

DSP広告(デマンドサイドプラットフォーム)

DSP広告とは、複数のアドネットワークを一度にまとめて運用できる仕組みです。広告主の費用対効果を最大化するために開発されたもので、複数のアドネットワークを一元管理し一括で運用・分析でき、運用担当者の手間を大きく軽減することができます。

DSP広告は、ある程度の広告予算規模があり、3種類以上のアドネットワークを運用する場合に導入することをおすすめします。1、2種類のアドネットワークだけではDSPを介して一元管理するメリットが少ないので、それぞれで運用した方が予算的にも工数的にも効率的といえるでしょう。

MicroAd BLADE

マイクロアドが提供する「マイクロアドブレード」は、国内最大規模の売上シェアを誇る日本製DSP広告です。
BLADEエンジンが広告の入札・配信を自動最適化し、複数のアドネットワークを横断して配信してくれるので広告管理の工数を大きく削減できます。

4. 動画広告

動画広告とは、その名の通り動画形式で配信する広告です。YouTubeで表示される広告動画や、Webページをスクロールすると表示されて動画が配信される形式などがあります。

動画広告はストーリーでサービス・商品の魅力を伝えることができ、広告内で訴求できる情報量も多くなります。クリエイティブ次第では、大きなバズを生み出せる可能性を秘めています。しかし、広告出稿費以外にも動画製作費に数十万~数百万以上の費用が発生することになります。

動画広告も配信ターゲットを設定できますが、リスティング広告やディスプレイネットワーク広告に比べるとユーザーとの親和性が低いため、これらに比べるとコンバージョン率は下がる傾向です。

動画広告は製作費や広告出稿費が大きくかかります。なので、まずはリスティング広告やディスプレイネットワーク広告で集客・コンバージョンを安定させることをおすすめします。ある程度の広告予算規模がある場合に、動画広告で「潜在層」「低関心層」に広くサービス・商品を認知させる目的で活用するといいでしょう。

YouTube

日本でも視聴者数を伸ばし続けているYoutubeに配信できる動画広告です。「TrueView動画広告」であれば、ユーザーが広告を30秒以上視聴した場合か、広告をクリックした場合にのみ広告費が発生するので、比較的低予算から出稿することができます。

AbemaTV

「Ameba」でおなじみのサイバーエージェントが運営するインターネットテレビ「AbemaTV」で、番組ごとに放送されるCM型の広告です。若者の間ではテレビ並みに影響力のある媒体のため、若者向けのサービス・商品では絶大な効果を発揮するでしょう。

5. ソーシャルメディア広告

Facebook、Twitter、LINEなどのSNS上に表示する広告です。サイトへのコンバージョンだけでなく、アカウントのフォロー数やいいね数を増やすこともでき、他の広告よりもユーザーとライトなつながりを築くことができます。

ソーシャルメディア広告は、それぞれのSNSのユーザー特性に応じたクリエイティブにすることが肝です。ユーザーのタイムライン上に表示されるので、ネットスラングを使うなど、通常の広告よりもフランクなユーザーとの距離が近いクリエイティブで反応を得やすい傾向にあります。

「潜在層」「低関心層」の認知が高まり、「顕在層」にはよりファンになってもらえる可能性のある広告です。低予算から出稿が可能なので、リスティング広告・ディスプレイネットワーク広告の次にチャレンジする広告としても最適です。

Facebook広告

FacebookとInstagramのタイムラインに表示させる広告です。他のソーシャルメディア広告に比べて細かくターゲティング設定できるため、より適切なユーザーに広告を表示させることができます。若年層を中心に利用者が急増しているInstagramにも配信できるため、とくに若い女性向けサービス・商品との親和性が高いです。

Twitter広告

Twitterのタイムラインに表示させる広告です。ツイート内容からもターゲットを設定できるため、通常のデモグラ情報では拾えない潜在層にもリーチできる可能性があります。広告はタイムライン上にツイートの一つとして表示されるため、いいねやリツイートを獲得しやすく、クリエイティブによっては大きなバズを生み、広告予算以上のリーチ数を獲得できることもあります。

LINE広告

LINEのタイムラインやLINE NEWS上に表示させる広告です。トーク画面には広告が表示されません。ターゲットは設定できますが、FacebookやTwitterに比べると大まかな区分になるため、獲得単価は高めになる傾向です。しかし、年齢を問わず幅広い層が活用しているLINE上に表示される広告なので、大きな注目を集めることができるでしょう。

6. ネイティブ広告(記事広告)

ネイティブ広告とは、記事やコンテンツ内に違和感なくとけ込み表示される広告のことです。Yahoo!ニュースのタイムラインやメディアコンテンツ内に、「PR」や「AD」といった表記とともに自然に表示されるものです。

広告らしさがないため、ユーザーをストレスなくサイトに誘導することができ、「潜在層」へのリーチが期待できます。遷移先を記事コンテンツ型のランディングページにした場合、良質な記事であればSNSでの拡散も狙えます。

しかし、よくも悪くも広告らしさが少ないため、すぐにコンバージョンにつながりにくく効果の実感には時間がかかる傾向にあります。記事コンテンツの制作にコストと労力がかかるため、広告予算的にも工数的にも余裕が出てから取り組んだのでも問題ないでしょう。

まとめ

インターネット広告には様々な種類があるので、それぞれの特徴をおさえて目的に適した広告を選定することが重要になります。「顕在層」「潜在層」「低関心層」の内どのターゲットを狙うべきかを事業規模や目的に合わせて検討し、最適なインターネット広告の手法を選びましょう。

インターネット広告は少額から出稿できるものが多く、費用対効果も測定しやすいため、はじめての広告出稿にも最適なツールです。広告代理店を通せば、今回紹介した以外にも様々な広告を紹介してもらえますので、インターネット広告の導入を検討する場合は一度相談してみることをおすすめします。事業目標達成のためにインターネット広告を有効活用して、コンバージョン数を伸ばしましょう。

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この記事を書いた人

山岡リホ / 転職サイトのWebディレクターを約5年間経験し、現在はキャリアに関するコラムを中心に執筆しているフリーライターです。旅行とグルメが大好き。夫婦でフリーライターやってます。

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